2.保障内容と保険の種類
定率保障型治療費から保証される金額を差し引いた分を支払うタイプ。年間の保証日数、回数に制限があって、
一日の給付金額に上限を設けてあるので、確実に治療費の何%を保証するというわけでない点に注意してください。
定額保証型保険の中ではもっとも一般的な保障タイプ。かかった治療費の金額に関係なくあらかじめ設定された一定の
給付が受けられます。種類によっては医療費にかかった金額の50〜75%と高額な還付設定もあり魅力的ですが、
一旦自己負担をしてその都度申請する必要があるので忘れないようにしましょう。
実額保障型損害保険のように定められた規定額の範囲でかかった費用の全額を給付するタイプ。
もちろん治療日数、回数に制限はありませんが、限度額をもし使い切ってしまうと満期までは
保証が受けられない場合があります。
次に各団体によって取扱は異なりますが、保険の内容は主に下記の8つです。
- 通院保障
- 死亡保障
- 手術保障
- 賠償補償
- 入院保障
- 予防接種費用保障
- ガン保障
- 飼い主お見舞い保障
保険は加入するとほぼ終身継続が可能です。そして特定の病気によっては保障されないものもありますので
この点については事前にしっかりチェックしましょう。もう一点事前に注意が必要なのが補償額と補償限度額です。
例えば補償額が5000円で治療費が3,000円かかったとします。前者なら5000円がもらえますが、
後者の場合は3000円しかもらえません。また、保険に加入する際によくみかける言葉として免責起案と
待機期間というものがありますが、免責機関というのは「その事項に関しては保険での保障の対象外」という意味で、
待機期間とは保険加入した時点からその保険が使えるようになるまでの期間のことですので、
そのあたりも注意しましょう。
しかしどれほど家族同然に慈しもうと、ペットの病気や事故の治療費を家族保険でまかなうことはできません。
そこでここではペットが加入できる保険について考えてみたいと思います。